歯学部1年生 難関化する進級と留年・放校

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歯学部1年生~6年生の進級、CBT、歯科医師国家試験対策を行っている東京メディカルスクールでは開校10年以上にわたり全国より口コミでご来校を頂き、全国10を越える大学講義などさまざま機会を頂いて参りました。近年1年生の留年や放校が増加し、全国的に多数の相談やご来校を頂いております。今回は歯学部1年生の現状をご紹介して参ります。

■歯学部1年生の留年?10~20年前などでは考えられない留年数。

歯学部1年生の留年は、10年~20年以上前ではほとんどみられておらず、歯科医師の先生方などのご子息様が1年生での留年や放校と聞くとよほどやっていないのか?という印象を持たれることがあります。客観的に20年ほど前は1年生の留年といえば出席が明らかに不足する、レポート未提出、テスト勉強を全くせずに受講のような場合に限られているという部分もありました。しかし、近年知人の先生のご子息なども多数1年生で留年をして社会的に1年生の留年が認知されてまいりました。歯科医師国家試験の難関化はさまざまな場所や大学で報じられ、さまざまな大学で国家試験の専門の講座や授業がカリキュラムに組まれています。また、伴い、歯学部現役生からの留年が低学年へと進んできています。

■歯学部1年生の留年回避が困難な理由

現在の歯学部は受験生の偏差値をはじめ、受験科目など以前のように物理、化学、生物の基礎をすべて幅広く理解している学生が高校カリキュラムや受験制度の変更もあり減少していると様々な大学から耳にすることがあります。例えば最近では文系からの受験や編入などでそのそも化学や生物など全く基礎知識がない場合などもみられます。例えば大学生物では、幅広い知識、化学では官能基や計算式、物理では、粘性や光など大学ごとに特色ある講義が行われており、例えば運動方程式や、光や波、大学によってはケプラーの法則など知ったうえで授業が進むため未履修の学生はまったく授業中に理解せずにテスト本番を迎えることになります。また、数学に関しても基礎的な計算力の低下などや、大学数学の理解に全く及ばない場合ももあります。

■数学、物理、化学、生物 この科目が困難な場合は歯学部1年生の進級は困難

歯学部1年生での留年や放校が増加するにあたって全国の歯学部の学生はリメディアル教育や歯学部の進級対策の塾に通うことが多くなり、もはや歯学部の事情を知るご子息様などは1年生4月より対策を始めています。1年生の進級が困難な理由は、少し対策をしたからといって進級が叶うというわけではないことにあります。例えば数学や物理などは高校での履修が前提です。これらの科目については数か月。もしくは留年を複数回繰り返してぎりぎりでの進級ということも珍しくありません。

■塾での進級相談という選択肢

歯学部に入学後、数学・物理・化学・生物のうち苦手科目や未履修の科目がある場合には、夏過ぎでの入学ではその年の進級はさまざまな予備校やデータからも困難です。つまり、一般的に留年をして対策ということが多くなります。歯学部1年生で行われるのは当然ですが多くの歯学部では大学数学です。高校数学の履修や理解のうえに行われます。物理法則や化学の官能基や有機化学などに対して苦手科目がある場合には、歯学部入学前や4月からの対策が重要です。

■受講

受講は東京教室(JR秋葉原駅徒歩2分)の他、全国マンツーマンによるオンライン個別指導に対応しております。北海道や名古屋、大阪、福岡をはじめ全国より受講を頂いております。授業は大学終了後の平日の夕方や、土日祝日も開校しています。また、関東では東京歯科大学、日本大学(駿河台)、日本大学松戸歯学部、昭和大学歯学部、神奈川歯科大学、日本歯科大学、明海大学歯学部様など1年生から6年生、既卒生の受講を頂いております。学生様、保護者様などお気軽にご相談ください

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